日本を代表するロックユニット「B'z」。その圧倒的な楽曲とパフォーマンスは誰もが知っていますが、実はその関係性やプライベートな素顔はあまり知られていません。
「友達でもビジネスでもない」と語られるふたりの絆。
35年にわたって第一線で走り続ける背景には、意外な距離感と信頼関係がありました。
この記事では、B'zファンなら知っておきたい「稲葉浩志と松本孝弘の知られざる関係性」と、ふたりの人柄がにじむプライベートエピソードをたっぷりご紹介します。
読めばきっと、ライブでの姿がさらに感動的に見えるはずです!
B'zの知られざる関係性とは?
出会いから今まで「バンドをやろう」と言わずに始まった関係
B'zのふたりは、「一緒にバンドをやろう」と口にすることなく活動をスタートさせた珍しい関係です。
1988年、松本孝弘が自分のバンドを作るために探していたボーカル候補の中で、稲葉浩志の歌声に運命的なものを感じたことがすべての始まりでした。
当時はバンドというよりも、まず音楽制作のユニットとして動き出したため、正式な「結成宣言」すらなかったそうです。
そのまま自然に曲を作り、ライブを行い、ヒットを飛ばし続けていくうちに、気がつけば35年が経っていたというから驚きです。
この自然体な始まりこそ、ふたりの“無理のない距離感”と“長続きの秘訣”なのかもしれません。
次は、そんなふたりの距離感がどのように築かれてきたのかを見ていきます。
「友達でもビジネスでもない」ふたりの距離感とは?
松本孝弘は、稲葉浩志との関係を「友達でもビジネスパートナーでもない。言葉で表現するのが難しい特別な関係」と語っています。
一方で稲葉浩志は、「最初に出会ったときの“先輩”という意識は今も持っている」としつつも、ステージ上では対等に、時には遠慮なく意見をぶつけ合う存在であることを明かしています。
驚くべきことに、ふたりの会話は今でも基本的に敬語。
仲が良すぎてフランクになるわけでもなく、距離がありすぎるわけでもない、まさに絶妙なバランスで成り立っている関係なのです。
その緊張感と信頼感が、お互いを常に高め合い、第一線で走り続ける原動力となっているのでしょう。
続いては、そんなふたりの35年にわたる絆の深さについて掘り下げていきます。
松本と稲葉の35年続く“深い絆”に迫る!
ステージとプライベートで見せる関係性の違い
B'zのふたりの関係性は、ステージとプライベートで絶妙に異なります。
ステージ上では互いを遠慮なく刺激し合う対等な“表現者”であり、音楽的な高みを目指してぶつかることも珍しくありません。
一方で、ツアーが終わればしばらく顔を合わせないこともあり、会っても「久しぶり」と感じないほど自然に会話が再開されるのがふたりの関係です。
松本孝弘が「空気が染みついている」と表現するように、その間に特別なやりとりがなくとも、音楽を通じて深くつながっているのがわかります。
また、年に1〜2回程度の食事しか一緒にしないと公言しているのに、信頼関係がまったく揺るがないのは驚異的です。
このように、ほどよい距離感が“心地よい関係”を保つ秘訣となっているようです。
次は、そんな“変わらない空気感”の理由に迫ります。
会わなくても変わらない空気感の理由とは?
長い年月を共にしながらも、ふたりの関係性は決して「馴れ合い」にはなっていません。
稲葉浩志は「ステージでは“同じチームのメンバー”として対等だけど、私生活では松本さんは“兄のような存在”」と語っています。
お互いの音楽的バックグラウンドも少し異なっており、世代的には稲葉の兄に近い松本が持つ音楽知識から、学ぶことが多かったとも述べています。
また、ふたりがアイディアを出し合う場面では、どちらの案も必ず試すというスタイルを貫いています。
「やってみてから判断する」というプロフェッショナルな姿勢が、どちらか一方の力に偏らない関係を築いているのです。
35年という長い時間をかけて積み重ねてきた“信頼の積層”があるからこそ、変わらない空気感を保ち続けていられるのでしょう。
ここからは、ふたりのプライベートや交友関係について見ていきます。
B'zのプライベート事情と交友関係
芸能人との交友録|ジェシーやアンミカとの食事会
意外かもしれませんが、B'z稲葉浩志の交友関係は、かなり広くて華やかです。
2023年にはSixTONESのジェシーが、自身のラジオ番組で「稲葉浩志の妻を含む芸能人たちとの食事会」に参加したことを明かしました。
その場には、アンミカや川合俊一、霜降り明星のせいや、エハラマサヒロ、ニューヨークの嶋佐らも同席。
稲葉本人は電話での参加だったようですが、ジェシーとは「次はぜひプライベートで会いましょう」と話すなど、カジュアルな関係性が垣間見えました。
また、HIKAKINやYOSHIKI、HYDEとLINEグループを作るなど、ミュージシャン同士の人脈も一級品。
普段あまりメディアでは語られないものの、稲葉浩志の“社交的な一面”が見えるエピソードとして注目を集めました。
そんな稲葉の日常は、想像よりも“親しみやすい”姿だったのです。
続いては、プライベートなライフスタイルに迫ります。
普段の朝食やライフスタイルもチラ見せ!
クールで完璧主義なイメージのある稲葉浩志ですが、プライベートでは意外とラフな面も。
あるテレビ番組では、朝食について「グラノラにヨーグルトをかけて、コーヒーを飲む」とコメント。
和食中心かと思いきや、意外にも洋風でシンプルなスタイルに驚く声が多くありました。
さらに、「B'zでは松本が音楽を、稲葉が歌詞を担当する役割分担があるけど、ソロ活動では全て自分で完結させる」と、ソロ活動への意欲も明かしています。
フィルターなしの自分を表現できる場所として、ソロ活動は必要不可欠な存在のようです。
そんな“素の稲葉浩志”を知ることで、ファンとしての距離がぐっと近くなるような気がしますね。
次は、B'zが35年間も解散せずに続けてこれた秘密に迫ります。
B'zが解散しない理由とは?
お互いのアイデアを「必ず試す」制作スタイル
B'zのふたりが35年ものあいだ活動を続けてこられた理由のひとつが、“お互いのアイデアを必ず試す”という制作スタイルです。
どちらかの意見を否定せず、まずは形にしてみる。
そして実際に演奏したり歌ったりして、どちらが良いかをフラットに判断する――。
この柔軟で公平なやり方は、信頼がなければ成り立たないものです。
かの名曲『ultra soul』も、最初にあの「ウルトラソウル!」というサビのフレーズは存在していませんでした。
稲葉浩志が「ultra soulってどう思う?」と松本孝弘に提案し、その響きの力強さに共鳴した松本がサビを再構成。
結果的にB'z史上でも特に象徴的な楽曲となりました。
こうした“意見を持ち寄り、尊重し合う姿勢”が、ふたりの間の信頼関係をより強固なものにしてきたのです。
このような制作スタイルがあってこそ、次に紹介する「ライブ」という場でも、最高のパフォーマンスを維持できているのでしょう。
一番の原動力は“ライブ”だった!
B'zにとって、音楽活動の原点でもあり、最大の喜びでもあるのが“ライブ”です。
稲葉は「ライブで観客の反応を受け取ることで、新しい作品を作るエネルギーが湧く」と語っています。
また松本も、「スタジオ作業は一方通行だけど、ライブはお客さんと対話できる」と、ライブならではの“生の手応え”が何よりも重要だと明かしています。
特にコロナ禍の無観客ライブを経験したことで、観客と空間を共有する尊さを改めて実感したとも述べています。
ライブに来た観客の表情や反応に支えられ、ファンとの一体感こそがB'zのモチベーションであり、存在理由そのものなのです。
こうして、どんな時代でもライブを通してファンとつながり続けてきたからこそ、B'zは解散せずに走り続けることができたのでしょう。
Q&A
Q: B'zのふたりは本当に仲が良いのですか?
A: はい。頻繁に会わなくても変わらない空気感を保てるほど信頼し合っており、「友達でもビジネスでもない特別な関係」と語られています。
Q: 稲葉浩志と松本孝弘はプライベートでも食事をしますか?
A: 年に1〜2回程度しか一緒に食事をしないそうです。それでも関係性が変わらないのは、長年築いてきた信頼ゆえです。
Q: 稲葉浩志の芸能界での交友関係にはどんな人がいますか?
A: ジェシー(SixTONES)、アンミカ、YOSHIKI、HYDEなどとのつながりがあり、LINEグループも存在するほど広い交友関係を持っています。
Q: B'zはなぜ解散しないのですか?
A: お互いのアイデアを尊重し合う制作スタイルや、ライブを通して得られる喜びが、解散せず続ける大きな理由です。
Q: B'zのプライベートライフにはどんな特徴がありますか?
A: 稲葉浩志は朝食にグラノラとヨーグルトを好むなど、健康的でシンプルなライフスタイルを送っています。ソロ活動も精力的に行っています。
まとめ
今回の記事では、B'zのふたりの関係性やプライベートな素顔について詳しくご紹介しました。
以下に要点をまとめます👇
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稲葉浩志と松本孝弘の関係は「友達でもビジネスでもない特別な絆」
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会う頻度は少なくても信頼は厚く、今でも敬語で会話
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プライベートでは稲葉は意外とラフな生活スタイル
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芸能人との交友関係も広く、ジェシーやHYDEらと交流あり
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制作では意見を必ず“試す”スタイルが解散を防ぐカギ
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ライブ活動がB'zの原動力であり、存在意義そのもの
B'zのプライベートを知ることで、音楽だけでなく「人」としての魅力にも気づけたのではないでしょうか。
この記事を読んで「もっとB'zが好きになった!」と思ってもらえたなら嬉しいです。
ぜひ、最新のライブ情報やソロ活動にも注目してみてくださいね!