2025年4月、大阪・夢洲でついに開幕した「大阪・関西万博」。
その華々しい幕開けを飾った開会式は、国内外の要人や豪華な出演陣が集い、壮大な演出で観る人すべてを魅了しました。
この記事では、そんな万博2025開会式の全貌を総まとめ!
出席者やパフォーマンス内容、警備体制まで徹底解説します。
これから来場を予定している方も、当日の熱気をもう一度振り返りたい方も必見の内容です。
万博2025開会式とは?基本情報まとめ
開催日・会場・式次第の概要
万博2025の開会式は、2025年4月13日(土)に大阪・夢洲(ゆめしま)で開催されました。
特設ステージが万博会場内に設置され、関係者や報道陣を含め約2,000人が招待されました。
式典は昼過ぎから始まり、所要時間は約2時間。
厳粛なオープニングから華やかな演出まで、メリハリある進行で観客を飽きさせませんでした。
また、開会式の模様はYouTubeやテレビ中継を通じて国内外にリアルタイム配信され、遠隔地からも多くの人が視聴することができました。
開会式のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」
今回の万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」。
開会式もこのテーマを象徴するような演出が随所に組み込まれていました。
たとえば、「生命のリレー」では人の「いのち」の誕生から地球規模のつながりへと発展する様子が描かれ、「鼓動」では和太鼓と現代ダンスが共演。
「祭り」では日本の伝統文化が華やかに再解釈されました。
注目の出席者一覧とその役割
天皇・皇后両陛下、秋篠宮皇嗣殿下のご臨席
天皇・皇后両陛下がご臨席され、国内外に対して万博の重要性と格式を示す象徴的な場となりました。
秋篠宮皇嗣殿下は名誉総裁として「開会アクション」を担当し、未来社会の幕開けを宣言しました。
石破首相や国際ゲストのスピーチ内容
石破茂首相は「人類の未来を見つめ、世界がつながるこの万博を、皆さんとともに創っていきたい」と語りました。
また、BIE事務局長のディミトリ・ケルケンツェス氏は「この万博は、人類の課題に希望の光を当てる場になる」と祝辞を述べました。
著名人・芸能人・アーティストの登場も
以下のアーティストたちが、会場を大いに盛り上げました。
- 指揮者:佐渡裕氏
- 歌舞伎俳優:尾上菊之助氏
- アーティスト:コブクロ
彼らが音楽・伝統芸能・ライブ演奏で式典を彩り、未来と文化が融合するステージを実現しました。
圧巻の演出とパフォーマンスを振り返る
「生命のリレー」「鼓動」「祭り」の演出内容
開会式で最も印象的だったのが、万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」を体現する一連の演出プログラムです。
「生命のリレー」では人類の起源から未来へのバトンをつなぐような演出が行われ、ダンサーたちの流れるような動きが生命の連鎖を表現。
「鼓動」は日本の伝統芸能である和太鼓の響きと現代的なストリートダンスが融合し、「祭り」ではねぶたや阿波踊りなどが登場し、未来と伝統が交差する豪華なパフォーマンスが繰り広げられました。
出演者紹介|佐渡裕・尾上菊之助・コブクロなど
- 佐渡裕氏:オーケストラの指揮者として式典を牽引。
- 尾上菊之助氏:伝統芸能と最新技術を組み合わせた演目を披露。
- コブクロ:感動的なオリジナル楽曲を熱唱し、会場を盛り上げました。
各国文化を融合した「Parade of Global Harmony」
世界中の伝統音楽と衣装を融合したパレード「Parade of Global Harmony」がフィナーレを飾り、国際性を象徴する演出として高く評価されました。
万全の警備体制とその裏側
警備配置・持ち物検査・警備犬の活躍
約1万人の警察官が警備にあたり、ドローン監視、顔認証、警察犬による爆発物探知などが実施されました。
1万人体制で守られたVIPの安全
皇室や首相といったVIPの移動には完全隔離の導線が設けられ、ドローン・警備車両・監視カメラが立体的に配備されていました。
来場者の安全とスムーズな進行の工夫
多言語対応の誘導員やアプリによる混雑管理など、一般来場者への配慮も徹底されていました。
今後の見どころと注目イベント
次に控える大型イベントは?
各国パビリオンや最先端技術の展示、未来の生活を体験できる参加型プログラムが続々と登場予定。
いのちの未来サミット、宇宙関連トークなども注目です。
開会式から見える「未来社会」のヒント
「つながり」「共創」「いのち」という開会式のキーワードは、今後のイベント全体にも通じる価値観です。
まとめ
万博2025の開会式は、未来と伝統が見事に融合した壮大なセレモニーでした。
天皇・皇后両陛下をはじめとする要人の登場や、豪華アーティストの共演、そして緻密な警備体制——すべてが「未来社会の幕開け」にふさわしい内容でした。
この開会式は、これから続く万博の見どころを象徴する“序章”。
ぜひ会場で、その未来の片鱗を体感してみてください。